ホタルの暮らし
  ●ホタルの種類・・・日本国内には約40〜50種、世界中でおよそ2000種いると言われています。
  ●成長の過程(ゲンジボタル・ヘイケボタル)・・・卵→幼虫→サナギ→成虫とそれぞれ時期によって形が異なる完全変態。
 
時期
場所
状態
6〜7月
水辺のコケなど
約30日で孵化して水の中に入ります。
幼虫
7〜4月
水中
脱皮をくり返しながら、カワニナなどを食べて2〜3pの大きさに成長します。
サナギ
4〜5月
土の中
雨天の夜、上陸しサナギになります。                 上陸して約40日で成虫になります。
成虫
5〜7月
空中・草村
成虫は約1週間しか生きられません。オスは飛び回りメスを探します。メスは草むらで待ち、交尾後、オスはすぐに、メスは産卵後に死んでしまいます。
  ●ゲンジボタルとヘイケボタル
 
ゲンジボタル
ヘイケボタル
大きさ
オス 約1.5cm   メス 約2.0cm
オス 約0.8cm   メス 約1.0cm

模様

発光部

生息場所
河川・水路などの流水域
流れの少ない河川 水田や池などの止水域
生息地域
鹿児島県から青森県まで
沖縄を除く全域 朝鮮半島 東シベリアなど
エサ
カワニナ
モノアラガイ タニシ カワニナ
産卵数
500〜1000個
50〜100個
ゲンジボタルの成虫
ヘイケボタルの成虫
ゲンジボタルの幼虫と、エサのカワニナ
  ●ホタルはなぜ光る?

 

一般的にオスがメスを誘うために発光するものと考えられています。オスは光りながら飛行し、草むらに身をひそめているメスをさがします。メスも光りますが、オスの方が強い光を放ちます。また、「敵をおどかすため」「食べるとまずいことを知らせる警告色」などという説もあります。
  ●ホタルが住む環境

 

水がきれいであることが大切です。川魚が住み、幼虫のエサとなるカワニナが繁殖できる、常に流れのある川が、ホタルにとってのいい水です。有害物質が含まれていたりすると、カワニナが繁殖できないため、ホタルの幼虫も成長できません。水辺に水生昆虫や、さまざまな草類などの動植物が生息していることも条件です。
  ●ホタルが見られる時間帯
夕方、西の空が少しずつ暗くなって星の光が見え始める午後7:30頃から少しずつ光を出しはじめます。ホタルが多く飛ぶ時間帯は、午後7:40から9:00の間。それ以降は飛んでいるホタルの数が減っていきます。